福岡市東区の小学校で昨年10月、5年生の担任だった20代の男性教諭が、受け持っていた
男子児童を平手打ちにして、両耳の鼓膜が破れるけがを負わせていたことが分かった。
学校側は体罰を認めて謝罪した。男児には難聴や耳鳴りなどの後遺症があり、保護者は今月、
福岡県警に被害届を提出した。市教委も教諭の処分を検討している。
市教委によると、教諭は昨年10月8日、男児が女子児童とトラブルになったことをとがめ、
顔を平手で2回たたいたという。男児は9日に病院で治療を受けたが、両耳の鼓膜が破れていた。
校長と教諭は謝罪し、おわびの文書を提出した。教諭は「感情的になってたたいた」と体罰を
認めているという。
男児は今も心療内科に通院中という。保護者は今月、福岡東署に被害届を提出し、同署は傷害の疑いで
教諭から事情を聴く方針。
ソース
asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0418/SEB201004180009.html