農林水産省の漁業就業動向調査によると、2009年の全国漁業就業者数は前年比4・6%減の
21万2千人に減少した。道内就業者数も1・5%減の3万3千人に減ったが、このうち女性は
6・0%増と伸びた。農水省は、コンブが豊漁だった根室、渡島両管内の「拾いコンブ漁」や、
噴火湾の養殖ホタテに付着して成長を遅らせるなど漁業被害を与えたザラボヤの駆除作業で
女性の雇用が増えたため、とみている。
昨年11月1日時点で過去1年間に30日以上、海上作業に従事した15歳以上の人を調査。
高齢化などで廃業や経営規模の縮小が進んだ結果、全国では男性が4・5%減の
18万人、女性は4・8%減の3万2千人に減少した。
*+*+ 北海道新聞 2010/04/16[08:06:14] +*+*
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/226372.html