【企業】 "もう値下げには参戦しない!" 吉野家、「軽盛」「特大盛」発表…2月期は過去最大89億円の赤字★3

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1☆ばぐ太☆φ ★
・「吉野家」を運営する吉野家ホールディングスは12日、通常の牛丼並盛に比べご飯と肉の量を
 それぞれ3分の2程度に抑えた「軽盛」(小盛り)を恒常的に売り出すと正式に発表した。
 合わせて、肉量を並盛りの3倍にした「特大盛」も期間限定で売り出す。それぞれ発売は
 13日から。価格は、軽盛が並盛より80円安い300円、特大盛は同350円高の730円。

 軽盛で並盛を食べきれない女性や子供の需要を掘り起こし、特大盛は肉をたくさん食べたい
 若い男性などの需要を見込む。吉野家は、昨年12月に牛丼チェーン各社で相次いだ値下げに
 参戦せず、価格に敏感な顧客の流失が続いており、あの手この手の集客施策で販売回復に
 つなげる考えだ。

 軽盛と特大盛は、2〜3月に試験的に店舗限定で販売したところ、好評だったため、全店で扱う。
 吉野家の牛丼メニューは現在、肉とご飯量に応じて「並盛」(380円)「大盛」(480円)「特盛」
 (630円)の3タイプを扱っているが、胃袋の許容量に応じた新たなラインナップとする。

 吉野家の既存店売上高は低迷が続いている。3月の既存店売上高は前年同月比20・6%減の
 大幅なマイナスとなり、13カ月連続で前年実績を割り込んだ。2けたの減少は昨年12月以降
 4カ月連続。昨年12月にライバルが定価改定による値下げに踏み切る中、牛丼並盛で380円を
 維持し、節約志向の高まりで客足が遠のく事態となっている。

 吉野家の2010年2月期は、吉野家やグループのステーキチェーンなどの不振から連結最終
 損益が過去最大の89億円の赤字となった。顧客離れを食い止めようと、今月7日から13日までの
 限定で、並盛を270円とするキャンペーンに打って出たが、すき家と松屋が当面250円に
 引き下げる仁義なき安値戦争” を仕掛けられている。今回の軽盛や特大盛が苦戦から抜け出す
 きっかけになるか、注目されている。
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100412-00000585-san-bus_all

※前:http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1271068148/