・沖縄の米軍普天間飛行場移設問題は10日、日米間の実務者協議の開催が見送られるとともに、
政府案で移設先となった沖縄、鹿児島両県で反発が広がり、暗礁に乗り上げた。
鳩山首相が米国と地元自治体、与党の同意を得て決着させる、と公約した「5月末」まで1か月余りで
政府は「八方ふさがり」に陥った。厳しい首相責任論が強まるのは避けられない情勢だ。
「交渉のボールは日本にあるに決まっている」
米政府関係者は10日、こう声を荒らげた。
岡田外相は先月末、ルース駐日米大使らとの会談で、沖縄県名護市にまたがる米軍キャンプ・
シュワブ陸上部や鹿児島県の徳之島などを柱とする移設案を米側に説明し、日本側は「ボールは
米国に投げた」と楽観視していた。
だが、米側は不信感を募らせた。安定的な基地運営に不可欠な地元合意がないばかりか、示された
資料は「素人同然の内容」(日米外交筋)。専門知識を持つ外務、防衛両省が深く関与して
いないためのようだ。
首相は12日(日本時間13日)にワシントンで開かれる「核安全サミット」の夕食会で
オバマ米大統領の隣に座り、普天間移設について働きかけたい意向だが、「話題は、米側の関心の
高いイラン核開発問題などが中心になる」(日米外交筋)との見方が強い。
地元対策では、平野官房長官が8日、徳之島が含まれる衆院鹿児島2区選出の徳田毅衆院議員
(自民党)に電話し、「何か知恵を貸してくれ」と要請したが、徳田氏は「徳之島は絶対に駄目だ」と
にべもなかった。
普天間問題の行方は、鳩山政権の命運を左右しかねない事態となってきた。読売新聞社が先に
実施した全国世論調査では、5月末までに決着しない場合、「首相は退陣すべきだ」と答えた人は
49%に達した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100411-OYT1T00254.htm ※元ニューススレ
・【普天間】 岡田外相 「日本は、日米の実務者協議すること決定」→米大使「移設先決定してないのに、無理」★2
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1270811703/ ※前:
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1270973166/