【社会】児童の性的虐待、実父が最多で発見難しく 神奈川県中央児童相談所まとめ

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1かなえφ ★:2010/04/06(火) 22:54:57 ID:???0
 神奈川県中央児童相談所(藤沢市)がまとめた「児童相談所における性的虐待調査報告書」で、
性的虐待の多くが父親によって行われ、子供の告白がなければ発見が難しい実態が浮かび上がった。
同相談所は発見の鍵となる学校などで研修を行い、早期発見・介入につなげたい考えだ。

 報告書は、平成18〜20年度の3年間に県児童相談所5カ所で受理した18歳未満の性的虐待相談
108件の実態調査をまとめた。

 それによると、被害を受けた子供のほとんどが女子で93%を占めた。虐待者では実父の34%が最多。
次いで「実父以外の父(継父、養父)」31%、「母親の内縁の夫」10%の順で、主に父親が行っていた。

 虐待者の63%が定職に就いることも判明。保護の怠慢・拒否や身体的虐待など他の虐待では無職・
不安定が多いのに比べ、社会的な信用を得ている事例が多いのも、発見の遅れにつながっている一因と
みられる。

 虐待の内容は「身体接触を伴う性行為」の88件が飛び抜けて多かった。虐待を受け始めた年齢は
8〜13歳に集中し、多くが小学生のうちに始まっていた。中央児童相談所は「親が言うことを聞かせ
やすい年齢に始まる。あざができたりせず、母親不在時に密室で行われ、発覚しにくい」と指摘する。

 こうした虐待は「子供の告白」で発覚した事例が68%、「家族が目撃」11%。「家族などが子供の
行動症状(年齢不相応の性的言動など)から疑う」9%など家族が気付く事例は少なかった。告白の相手は
学校教職員28%がトップだった。

 同相談所は「相手が親であっても嫌なことは嫌と言っていいこと、被害に遭っても自身の価値は変わら
ないことを子供たちに知ってほしい」と呼びかけている。

産経msnニュース 2010.4.6 22:03
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/100406/kng1004062204009-n1.htm