大阪市は1日、水道局西部水道工事センターの男性職員(51)=大阪府松原市=が
堺市内のスポーツ用品店で衣料品を万引し、北堺署に窃盗容疑で現行犯逮捕されたと発表した。
平成21年度中に逮捕された職員は20人に上り、平松邦夫市長は「不祥事根絶の決意を示す」
として自らの給料1カ月分の2割(30万円)を削減する方針を示した。
男性職員の逮捕容疑は先月22日昼、堺市北区のスポーツ用品店でレインウエア上下など
3点(計約4万6千円相当)を万引したとしている。北堺署や市によると、職員は試着室で
レインウエアを私服の下に着込むなどして店外に出たところを店員に取り押さえられた。
釈放後、市の調査に「家庭内のもめ事でストレスを抱えていた」と話したという。
市によると、21年度は薬物使用や痴漢、窃盗など職員の犯罪が相次ぎ、過去5年間の
逮捕者は計106人に上る。市は先月10日、服務規律確保プロジェクトチームを
発足させたが、その後も今回の職員を含む3人の逮捕者が出た。
平松市長は給料削減に向けて5月の定例市議会に条例改正案を提案、副市長2人も
1カ月分の2割を自主返納する方針。
*+*+ 産経ニュース 2010/04/01[23:09:29] +*+*
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100401/lcl1004012209011-n1.htm