前原誠司沖縄北方担当相は31日のNHK番組で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の
移設案について、米国側から交渉前に公表しないよう要請されていると明らかにした。
「米国の国務省や国防総省の高官から『表に出す前に米国と交渉してほしい』と言われた。
おそらく岡田克也外相や北沢俊美防衛相、平野博文官房長官も言われている」と述べた。
首相が党首討論で言及した「腹案」については23日夜の首相と関係4閣僚との協議を念頭に
「5人で話した中身のことを言っていると思う」と指摘。内容については明言を避けた。
また番組後、記者団に「地元同意が得られる案はいまのところない」と述べた。
▽産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100331/plc1003312344034-n1.htm