連合静岡の吉岡秀規会長が31日、静岡市内で記者会見し、民主党の小沢一郎幹事長が7月の
参院静岡選挙区(改選2)で2人目の候補擁立を決めたことに対し「小沢幹事長が辞職願、辞任届を
出す覚悟があるなら民主党の支持率は上がり、2人立てて戦うことができる」と噛み付いた。
民主党支持の連合の地方幹部から、事実上の幹事長辞任要求が出たのは初めて。
吉岡氏は「民主党支持率がここまで下がったのは、政治とカネ、小沢幹事長の問題がある。支持率下げの
最大の要因を取り除かない限り、(2人擁立による)競り合いで票を伸ばす(小沢氏の選挙戦術の)意味が
わからない」と批判。2人擁立なら、現職の藤本祐司国土交通政務官の推薦取り消し検討を表明した。
だが小沢氏は同日、静岡市内で会見し、2人目の候補として会社員の中本奈緒子氏(30)の擁立を発表。
吉岡氏の反発には「直接聞いていないので論評しない」とつっぱねた。
これに先立ち、小沢氏は京都市で参院京都選挙区(改選2)の2人目の候補として河上(かわかみ)満栄(みつえ)
衆院議員(38)=比例近畿ブロック=の擁立を発表した。現職衆院議員の参院選くら替えは異例だ。
繰り上げ当選はなく、欠員となる。
ソース
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100331/stt1003311853005-n1.htm