★「発言の機会奪われた」=岡田外相に質問なし−G8共同会見
・「日本の代表の発言の機会がなくなったことに、若干いかがなものかという感じがする」。
岡田克也外相は30日午後(日本時間31日未明)、主要8カ国(G8)外相会合閉幕後の
共同記者会見で自らへの質問がなかったことについて、その後の日本人記者団の
ぶら下がり取材で不満を示した。
共同会見では、外相会合に参加した各国記者団に1回ずつ質問の機会が与えられた。
しかし、日本記者団の代表は、クリントン米国務長官を指名して、米軍普天間飛行場
移設問題などへの見解を問い、各国記者からも岡田氏への質問は出なかった。
もっとも、会見では、自分への質問でないのに、積極的に自説を開陳する他国の
外相の姿も。岡田氏は「核(軍縮・不拡散)の話を聞いていただければ、世界に発信する
チャンスがあった」と残念がったが、就任半年余りの新米外相だけに、「先輩」への
質問に割って入る勇気はなかったよう…。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2010033100252