Results; Long-term cannabis users performed significantly less well than shorter-term users and controls on tests of memory and attention. 結果;長期間の大麻使用者は、記憶と注意のテストにおいて、短期使用者と対照者よりも、顕著に劣っていました。
On the Rey Auditory Verbal Learning Test, long-term users recalled significantly fewer words than either shorter-term users (P = .001) or controls (P = .005); Rey Auditory Verbal Learning テストにおいて、長期のユーザーは、短期のユーザー(P = .001)や対照者(P = .005)より、顕著に少しの語のみを思い出しました。
there was no difference between shorter-term users and controls. 短期のユーザーと対照者の間には、違いがありませんでした。
Both user groups performed poorly on a time estimation task (P.001 vs controls). 両方の大麻使用者グループは、時間評価作業(001ページ対規制)に関して、乏しく実行しました。
Performance measures often correlated significantly with the duration of cannabis use, being worse with increasing years of use, but were unrelated to withdrawal symptoms and persisted after controlling for recent cannabis use and other drug use. 使用の年月が長いほど悪化するという意味で、行動処置は、しばしば、大麻使用の期間と顕著に相関関係にありました。しかし、それは、禁断症状とは関係していなかったものであり、最近の大麻のために使用と他の薬物使用をコントロールした後に持続しました。
Conclusions; These results confirm that long-term heavy cannabis users show impairments in memory and attention that endure beyond the period of intoxication and worsen with increasing years of regular cannabis use. 結論;これらの結果は、長期の重い大麻ユーザーが酔いの段階を越えて持ちこたえて、長年の定期的な大麻使用を増やすことで悪化する記憶と注意において障害を示すことを確認します。
大麻長期使用者では、精神的依存や、大麻の使用を止めた後も疲労などのストレスや飲酒などをきっかけに以前に大麻を使用した時と同様の幻聴、幻視などの症状(フラッシュバック)がみられることが、古くから知られています2)。 Iversen LL: The science of marijuana. Oxford University Press, New York, 2000
1992年〜1994年にアメリカで行われた調査では、大麻使用経験者の10%、毎日使用している人の1/3〜1/2に薬物依存状態を認めました。 Hall W, Solowij N: Long-term cannabis use and mental health. Br J Psychiatr 171: 107-108, 1997 さらに、最近の大麻はTHC含有量が増加していることから、もっと多くの大麻使用者が精神的依存に陥っていることが危惧されます。
また、近年の研究成績では、大麻の長期使用者の一部に慢性中毒性の不安、抑うつ状態、自殺願望などの精神病状態や、物事に無関心になり 学業、仕事、その他の目標思考活動に興味を示さなくなる無動機症候群が出現することが報告されています 。 また古くから、大麻と統合失調症の関連について報告がありますが、近年では大麻が統合失調症の発症を促進するとの報告が増えつつあります。 Brook JS, et al: Longitudinal study of co-occurring psychiatric disorders and substance use. J Am Acad Child Adolesc Psychiatry 37(3): 322-330, 1998 O'Brien CP: Drug addiction and drug abuse. Goodman & Gilman's the pharmacological basis of therapeutics. 11th ed. Mcgraw-Hill, New York, p 622-623 , 2006 Miettunen J, et al: Association of cannabis use with prodromal symptoms of psychosis in adolescence. Br J Psychiatry 192: 470-471, 2008 Konings M, et al: Early exposure to cannabis and risk for psychosis in young adolescents in Trinidad. Acta Psychiatr Scand 118: 209-213, 2008 Henquet C, et al: Prospective cohort study of cannabis use, predisposition for psychosis and psychotic symptoms in young people. Addiction 100: 874-875, 2005
さらに、大麻の長期使用者では、慢性気管支炎などの呼吸器障害の罹患率が高くなります。また、大麻たばこ1本あたりのタール、一酸化炭素、発がん物質の含有量は、普通たばこの4〜5倍多いことから、肺がん、舌がん、喉頭がんの発症率が高くなることが憂慮されています Iversen LL: The science of marijuana. Oxford University Press, New York, 2000 A Smoking Gun: The impact of cannabis smoking on respiratory health. The British Lung Foundation, 2002
また、妊娠中に大麻を使用した母から生まれた子どもでは、出生時体重、身長、頭囲が小さく、時に顔貌異常や知能障害がみられます。さらに、子どもの出生後の白血病や筋肉の悪性腫瘍の発症率が高くなることが、複数の調査結果で報告されています。 World Health Organization: Cannabis- management of substance abuse. 2008
イギリスの医学雑誌「ランセット」に掲載された論文、「Development of a rational scale to assess the harm of drugs of potential misuse(薬物の害を評価するための合理的な尺度の開発)」(2007年) でも、大麻の害はアルコールやタバコよりも低いとされている。