【滋賀】法務局課長補佐 部下の財布から金を盗む 机にボールペン型カメラを設置され、発覚

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法務局課長補佐、部下の金盗む…カメラに犯行

  職場で部下の財布から現金を盗んだなどとして、大津署は17日、
  大津地方法務局総務課長補佐の橋本倫子容疑者(50)(大津市御陵町)を窃盗、同未遂容疑で逮捕した。

  部下が机に設置していた小型カメラに、犯行の一部始終が映っており、発覚した。

  発表では、橋本容疑者は4日午後8時45分頃、同課内で残業中、
  部下の職員男性(32)が置いていたカバンの中にあった財布から1000円を盗むなどした疑い。
  調べに対し、橋本容疑者は「記憶にない」と供述しているという。

  男性は所持金が不自然に減っていると感じ、席を立つ際、机にボールペン型カメラを置くようにしていた。
  法務局によると、昨年9月には別の職員からも被害相談があったといい、同署は余罪を追及する。

  橋本容疑者は1978年に法務事務官として採用。大阪法務局堺支局民事専門官などを経て、2008年4月から現職。

  大津地方法務局の藤田進次長は「法務局職員は最も法を順守すべき立場にある。
  誠に遺憾で、警察の捜査を待ち、処分を決めたい」と話している。

(2010年3月18日10時24分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100318-OYT1T00313.htm