【新型インフル】輸入ワクチン行き場なく 1126億円・9900万回分、期限切れも

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1 ◆10000/JzLc @よろづ屋φ ★
★輸入ワクチン行き場なく 新型インフル一段落、期限切れも

 国内での新型インフルエンザ流行が一段落する中、政府がスイスのノバルティス社と英国のグラクソ・
スミスクライン(GSK)社から計1126億円で買い付けた輸入ワクチン9900万回分が行き場を失っている。

 昨年10月の売買契約締結の発表時には2回必要とされていた接種は、その後、1回で効果ありとして
回数が変更された。この時点で国産の5400万回分と合わせると全国民分を超える量が確保され、
ワクチンが余ることが確実になった。厚生労働省は現在も、メーカーと余剰分の解約に向けた交渉を
続けている。

 有効期間が製造から6カ月とされるノバルティス社製のうち、2月3日に出荷予定だった234万回分は、
引き合いのないまま今月末に使用期限を迎える。これまでに出荷されたのは、山形など4都県から発注の
あった136回分のみだ。

 GSK社のワクチンは有効期間が18カ月と長いが、販売単位が1箱50回分と大きいため「一度に使い
切れない」と医療機関から敬遠され、今シーズン中の出荷のめどは立っていない。

 厚労省のまとめでは、1月末までに国産ワクチン接種を受けた人は約1800万人。国産の需要も急減
している。

http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031301000036.html

≪画像≫新型インフルエンザの輸入ワクチン。右がノバルティス社製、中央と左のグラクソ・スミスクライン社製は瓶の中身を混ぜて使う
http://img.47news.jp/PN/201003/PN2010031301000150.-.-.CI0003.jpg