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>>1の続き)
■全容解明が必要
受け取った議員側の収支報告書に記載のないケースが二つありました。
08年10月に、ともに落選中だった城島光力衆院議員(神奈川10区)と大谷信盛環境大臣総務官
(大阪9区)の資金管理団体「城島光力21世紀フォーラム」、「青雲政経懇話会」です。友政懇から、
城島氏側には100万円、大谷氏側には200万円の「寄付」がそれぞれあったと、1年4カ月以上も
たった今年2月22日、「訂正」の報告を、所管の選管におこなっていました。
これは、首相側のカネを受け取った議員側に「裏金」という認識があったことをうかがわせるものです。
鳩山氏の12億円を超す資金が何に使われたのか、全容の解明が必要です。
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鳩山首相側から資金提供を受けた議員(敬称略、単位万円)
増子輝彦(参院福島)700 ●大谷信盛(大阪9区)400 ●荒井聰(北海道3区)100 吉良州司(大分1区)800
▽稲富修二(福岡2区)200 平野博文(大阪11区)1000 ▽初鹿明博(東京16区)600
●小泉俊明(茨城3区)100 ●海江田万里(東京1区)100 ●五十嵐文彦(埼玉9区)100
●城島光力(神奈川10区)100 ●中山義活(東京2区) 200 ●牧野聖修(静岡1区) 100
●田中慶秋(神奈川5区) 100 ●松崎哲久(埼玉10区) 50 ●中野寛成(大阪8区) 100
●奥田建(石川1区) 50 ●松崎公昭(千葉8区) 50 ●岡島一正(千葉3区) 50
犬塚直史(参院長崎) 300 石井一(参院比例) 300
《注》「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書(07、08年)で作成。大谷氏のみ07、08年とも各200万円。
衆院議員の●は当時落選中、▽は新人
−おわり−