【政治】民主党・山岡氏「(長崎知事選の敗因は)今の不景気への批判、その不景気は自民党がつくった」

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県議会民主党・無所属クラブの保母欽一郎氏の「談合」発言をめぐる
懲罰動議問題は、民主党の山岡賢次国対委員長が6日も県議会の対応を
批判する発言を繰り返し、さらに混迷を深めている。5日に県議会の
正副議長が山岡氏に抗議文を提出したことについて、山岡氏は
「県の多数の圧力で何とかしようと思っているのか、とんでもない心得違いだ」と述べ、
発言の自重を求めた議長側と真っ向から対決する構えを見せた。

山岡氏は6日、宇都宮市内で開かれた連合栃木の集会に出席。保母氏の発言について
「国会の論戦を見ていれば分かるだろうが、知事が県内与党と
談合してやっているというのは標準語。当たり前のことを言ったのに懲罰にしようというのは言論の封殺だ」
と従来の主張を強調した。

さらに「(保母氏への懲罰が)本当に行われたなら栃木県の問題ではない。
議会民主制度の破壊だ。国会でも真剣の論議をしていかないといけないと
思っているのは紛れもない事実だ」とも述べた。

一方で山岡氏は長崎県知事選の民主系候補の敗因にも言及。「政治とカネの
問題ではなく、今の不景気への批判が現政権に向かったため。その不景気は
自民党がつくったものだ」と述べ、予算成立後の4月以降には
」民主党への支持が回復するとの見通しを示した。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20100306/291868