朝日新聞の記事です。
繰り返しますが、
朝日新聞の記事です。
桜島の降灰、サンゴに打撃 一部白化し死滅
http://www.asahi.com/national/update/0304/SEB201003030049.html 活発に活動を続ける鹿児島市の桜島からの大量の降灰が、鹿児島湾に生息するサンゴに深刻な影響を及ぼしている。
灰が降り積もり、一部が白化して死ぬサンゴも。その様子を同市の水中写真家出羽慎一さん(40)が撮影した。
出羽さんによると、被害を受けているのは桜島の南東、水深1〜10メートルに生息するサンゴで、灰をかぶった部分が死んだ。
積もった灰で呼吸できなくなったためらしい。この現象は昨年10月ごろから見られるようになったという。
桜島は昨年、爆発的噴火の回数が観測史上最多を記録した。毎月の回数も、昨年10月以降は11月を除いて軒並み100回を超えている。
大量の火山灰が北西の季節風によって南東に流され、海中のサンゴに降ったとみられる。
九州大天草臨海実験所(熊本県)の野島哲准教授(海洋生態学)は、「赤土をかぶるサンゴの事例を聞いたことはあったが、
火山灰は初めて聞いた。こんな状態が続けば、死ぬサンゴが増えていくだろう」と話す。