【食文化】 ミカン果汁で炊くご飯、好みが分かれそう? 地産地消へ神奈川・山北町の主婦らが広めようとしている 

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1おっパブうっしぃφ ★
★ミカン果汁で炊くご飯…地産地消へ主婦らが普及/山北

写真 ミカン果汁を使った炊き込みご飯 http://news.kanaloco.jp/common/user/news/photo/1/100307/7_105354.jpeg

 山北町特産のミカン果汁でご飯を炊く、その名も「ミカンジュース入り炊き込みご飯」。
地産地消を目指し、主婦らが中心になって広めようとしている。
食べてみると、ほのかにミカンの酸味と甘味がするが、人によって好みが分かれそうだ。
伝統的な食材同士の珍しい組み合わせ。全国有数のミカン産地・愛媛県にルーツがあるようだ。さて、山北では―。
同町向原の県立山北高校では、2月8日から1週間、2年生195人が家庭科の授業で、主婦らから炊き方を教わった。
地元食材を使った料理の一品として選ばれたという。

 この日のレシピでは、4合の米に、ミカンの搾り汁と水を400ミリリットルずつ、
小さじ半分の塩、ミックスベジタブル100グラムを入れて、炊飯器のスイッチをオン。
炊き上がったオレンジ色のご飯に、特産の足柄茶の茶葉に、ちりめんじゃこ、焼きのりなどを粉末状にした、お茶ふりかけをかけて出来上がりだ。

 生徒たちに感想を聞くと、「おいしかった。色もきれい」と絶賛する男子もいたが少数派のようだ。
「おいしくない」「ミカンとご飯を別々に食べたかった」「ミカンの味があまりしない」と評価は芳しくなく、一緒に作ったケーキなどに比べると分が悪い。

 講師役の主婦は「ふりかけをかける量が足りなかったのではないか。
多くかけた生徒はおいしいと言っていた」と話すが、レシピにもう一工夫が必要かもしれない。

 山北で試され始めたミカンご飯。
そもそもの起源を探ると、「蛇口からミカンジュースが出る」という都市伝説さえある愛媛県にたどり着いた。

 全国ブランドのオレンジジュースの名を冠した「ポンジュースご飯」。
えひめ飲料(松山市)によると、郷土料理「あけぼのずし」がその前身という。
酢飯の酢の代わりに、ミカンやカボスの果汁を使うちらしずしだ。(続く)

カナロコ http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1003070014/

続きは>>2-5
2おっパブうっしぃφ ★:2010/03/07(日) 15:18:35 ID:???0
>>1の続き

 それにヒントを得て、愛媛県内の学校給食の一部で20年ほど前、ポンジュースご飯が誕生した。
ジュースで炊いたご飯に、酢をまぜて酢飯にしたちらしずし風のメニューだった。
だが、「子どもたちの反応が賛否両論あり、長続きしなかった」(同社)という。
ちなみに同社は現在、「ポンジュースちらし寿司」のレシピをホームページ上で公開し、
「お酢とジュースの酸味が意外と合っておいしい」とアピールしている。

 山北町内には、三枚におろしたサンマを載せるレシピもある。
「参考にしたレシピ集では、サンマを丸ごと載せて炊いていたが、食べやすいように三枚におろした」
と公民館の料理教室で教える主婦は話す。

 町内では先駆的な存在というこの主婦は、「果汁が魚の臭みを取ってくれるし、
彩りをきれいにする。おいしい」と、ミカンとご飯の異色の組み合わせに自信を持っている。

以上