★「霊能力者」信じさせるための殺害計画だった
・大阪市西成区の女性=当時(92)=が薬物の投与で殺害された事件で、殺人容疑などで
再逮捕された自称霊能力者寺谷均美容疑者(53)が、実行役とされる信者田向啓子
容疑者(53)=同容疑などで再逮捕=に「結果は出たか」と容体を確認するメールを
送っていたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。
東成署捜査本部は、寺谷容疑者が事件を主導したことを裏付ける証拠の一つとみて
調べている。
逮捕容疑は共謀し、2006年9月ごろから女性を介護していた田向容疑者が女性に
睡眠薬などを投与したほかインスリンを注射し、07年5月に死亡させた疑い。
捜査本部によると、寺谷容疑者は容疑を否認している。
捜査関係者によると、寺谷容疑者は女性や家族からお布施名目などで現金を
受け取っていたが、家族が不信感を持ち始めたため、女性を死亡させて不安に陥れ、
再び自分の能力を信じさせようと計画。このため、薬物投与の結果を気にしていたと
みている。
捜査本部は26日、両容疑者を送検した。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100226028.html