>>51 「日本男児とは」
山田 正平(ガイア教会神父 75歳 東京都)
昨今の政治情勢において、徴兵制がにわかに議題に
上がって来ている。戦中時代に、多くの同朋を失い、8
月15日の敗戦放送を聞いた我々の世代としては真に
感慨深い世論動向である。思えば当時、男たる者、お
国のため、多くの同胞を修正して歩いたものだ。「貴様っ、
それでも日本男児か!!立て!!」と。
時代が経つにつれて女性の社会進出が進み、男性の
立場は日々弱まっているように錯覚する人も多いが、そ
れは間違いである。
男に生まれた以上は、人として社会人として責任が発
生する。
例えば責務のひとつとして、高齢者層に対する若者か
らの批判と戦う事だ。今の日本は、高齢者が作り上げた
繁栄だという事をを思い知らせる必要がある。
高齢者が飢え、自殺するような社会を断じて認めては
ならない。
男性として生まれた以上は社会的責務を果たす義務が
ある。
徴兵制度や、修正による教育を積極的に取り入れるべ
きだ。そのような時こそ、我々のような戦中世代による
教育が必要とされるのではないだろうか。