サントリーホールディングスが9日発表した2009年12月期連結決算は、
経常利益が前期比3・3%増の818億円、
最終利益が同1・9%増の326億円と、それぞれ過去最高を更新した。
低価格が人気の第3のビールの販売が好調だったほか、
ウイスキーのソーダ割り「ハイボール」ブームで「角瓶」の販売が伸びたのが寄与した。
同社は8日に、キリンホールディングスとの経営統合交渉を打ち切ったばかりだが、
食品業界の“勝ち組”であることを改めて印象付けた格好だ。
売上高は同2・5%増の1兆5507億円と、過去最高を更新した。
第3のビール「金麦」の販売が同40・8%増加したほか、
ウイスキーの販売が同14%伸びたため。
一方、10年12月期の業績予想は、売上高が前期比12・4%増の1兆7430億円、
経常利益は同14・9%増の940億円、最終利益が同22・5%増の400億円と、
いずれも過去最高の更新を見込む。第3のビールの伸長などに加え、
昨年11月に買収した仏飲料大手オランジーナの売上高が貢献する見通し。
2月9日14時4分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100209-00000553-san-bus_all 参考画像:小雪さん
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