名古屋市千種区に本部のある学習塾「西塾」(水野正雄代表)は6日、児童2人分の私立中学入試の
願書を出し忘れる誤りがあったと公表した。出願は2日に締め切られたため、2人の児童は7日にある
入試を受けられないという。
西塾は愛知、三重などで10教室を運営する中学受験専門塾。1月下旬に2児童から預かった願書を、
名古屋市内の同じ私立中を受けるほかの10人の願書と一緒に郵送する予定だったが、封筒に入れ忘れた。
試験日が近づいても児童らの自宅に受験票が届かず、保護者が私立中に問い合わせて塾側のミスが発覚。
私立中は児童らの第1志望で、保護者は受験料も払い込んでいた。
同塾には約60人の6年生が通っているという。水野代表は「塾側のミスで本当に申し訳ない。
子供のためにしっかり今後の対応を考える。願書のチェック態勢も整える」と話している。
asahi.com 2010年2月6日18時27分
http://www.asahi.com/national/update/0206/NGY201002060008.html