【社会】 若者の「海外流出」が止まらない!…"大阪化"する東京、日本の衰退★4

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2☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
>>1のつづき)
 海外就職を目指すのは、非正規労働者にとどまらない。
 ソフトウエアエンジニアの宮本宏二郎さん(40歳)が海外就職に踏み切ったのは3年前だ。12年間
 勤めた大手電機メーカーを退職したきっかけは、米国シリコンバレーへの赴任だった。
 「このまま日本の大企業にいたら、全然使えない人間になるぞ……」
 赴任先で立ち上げたチームのボスから、彼は“下っ端”として働くことを言い渡されたのだ。宮本さんの
 エンジニアとしての能力を、ボスは認めなかったのである。
 もちろん会社を辞め、海外就職するためには相応のスキルが必要だ。そこで資格取得に励んだ
 ばかりでなく、独力で英語学習のアプリケーションを開発した。自分の技術力を製品という目に見える
 形にし、客観的に評価してもらうためだ。
 幸い実力は評価され、退職後はカナダのベンチャー企業に入社する。
 2年間の勤務後、ニュージーランドに移住。フリーランスを経て、通信関連会社に就職した。

 非正規雇用の若者、女性、はてはエリートビジネスマンまで――。海外へと出ていく若者がさらに
 増えてゆけば、東京はどうなるのだろうか。
 「高い生産性で地方から労働力を吸い上げ、経済発展という恵みを国にもたらした東京は、長らく
 国内における“人口のダム”でした。ところが将来、低成長のため新たな雇用を創出できなくなれば、
 東京は海外へと若い労働力を送り出す“人口ポンプ”になりかねません」

 冒頭の藤波さんはこう警鐘を鳴らす。好例が高度経済成長期に発展し、その後、勢力を失いつつある大阪だ。
 “雇用限界都市”、東京。この街が若者にとって生きづらい場所になれば、それだけ日本の未来にはかげりが
 生まれることになる。(以上、抜粋。本文はかなりの長文です。)