・民主党・小沢幹事長「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、「(元秘書で)
衆議院議員の石川知裕容疑者に5000万円を渡した」と話している三重・桑名市の中堅ゼネコン
「水谷建設」の元幹部が、東京にいたことを示す新幹線の切符購入の領収書を東京地検特捜部に
提出していたことがわかった。
水谷建設の元幹部は特捜部に対し、岩手県の胆沢ダム工事を受注した謝礼として「石川容疑者に
04年10月15日、都内のホテルで5000万円を手渡した」と話していることがわかっている。関係者に
よると、この元幹部は特捜部に対し、当時、東京に来ていたことを示す新幹線の切符購入の領収書を
提出しているということで、特捜部は元幹部の話を裏付ける証拠の一つとみている。
石川容疑者は調べに対し、5000万円の受け取りを否定しているが、同じ金額が銀行の翌営業日の
10月18日に陸山会の口座に振り込まれ、特捜部は、土地購入の直前であったことから、裏献金を
隠す目的が事件の核心だとみて、裏付け捜査を進めている。
http://news24.jp/articles/2010/01/21/07152012.html ・水谷建設の元幹部は、特捜部に対し、「2004年10月に石川知裕容疑者(36)に、2005年4月に
大久保 隆規容疑者(48)に、それぞれ現金5,000万円を東京・港区のホテルで紙袋に入れて
渡した」と供述していることがわかっている。
関係者によると、2回目の2005年は、ホテル2階にある喫茶店の奥の席で、水谷建設の元幹部ら
2人が現金5,000万円を大久保容疑者に渡していて、その時の喫茶店の領収書を、特捜部に
提出していたことが新たにわかった。
特捜部は、供述を裏づける有力な証拠とみている。
一方、1回目の2004年は、元幹部が、石川容疑者と2人だけで会い、ホテルの2階のフロント近くの
ソファで現金5,000万円を渡したという。
特捜部の調べに対し、大久保容疑者と石川容疑者は、金の受け取りを否定しているという。
小沢幹事長の事情聴取は、23日に都内で行われ、特捜部は不透明な資金の流れについて
説明を求めるとみられる。(一部略)
http://fnn.fujitv.co.jp/news/headlines/articles/CONN00170430.html