【政治】党首直接対決…重い空気漂う、執拗な谷垣氏、耐え忍ぶ鳩山首相

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1 ◆SCHearTCPU @胸のときめき▲φ ★
昨年の臨時国会では行われなかった鳩山由紀夫首相と自民党の谷垣禎一総裁との直接対決が、
21日の衆院予算委員会でようやく実現した。谷垣氏は、首相や民主党の小沢一郎幹事長に絡んだ
「政治とカネ」の問題に持ち時間の半分を使い、執拗(しつよう)に質問を続けた。ただ、首相が
我慢の答弁に終始していた上に、谷垣氏の「人の良さ」が出た面もあり、激論に発展することは
あまりなかった。議場の半数以上を占める民主党議員の応援も今ひとつで、大荒れの
展開にはならなかった。

鳩山内閣誕生から128日目に実現した直接対決。谷垣氏は冒頭から偽装献金問題に触れ、
「『民信なくば立たず』だ。首相や与党幹事長周辺で起訴や逮捕が相次ぐのは異様な事態だ。
『秘書の行為は政治家の責任』という趣旨の発言をしたのを記憶しているか」などと攻撃した。
首相は「言ったことの責任は持たなければならない、と肝に銘じている」と述べつつも実母からの
資金提供は「天地神明に誓ってまったく存じ上げなかった」などと、慎重に答弁を繰り返した。

「そこが一番分かりにくい。どう釈明するのか」と食い下がる谷垣氏に、首相が「釈明という
話ではなくて、事実を事実として申し上げている」と気色ばむ一幕もあったが、この問題に
関しては首相側の分が悪いのは明らか。臨時国会で「あなた方に言われたくない」などと
答弁した強気な態度は影を潜めた。民主党席もその間は重い空気が漂い、谷垣氏の執拗な
質問を首相が懸命にかわす展開が続いた。

*+*+ 産経ニュース 2010/01/22[06:43:20] +*+*
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100122/plc1001220631003-n1.htm