【経済】 「アルコールの有害な使用を減らす世界戦略」 〜たばこの次はアルコール、広告など規制 WHOが指針案★4

このエントリーをはてなブックマークに追加
1試されるだいちっちφ ★
★たばこの次はアルコール、広告など規制 WHOが指針案

 【ジュネーブ=橋本聡】世界保健機関(WHO)は、アルコールが健康や社会に与える害を
防ぐための規制指針案をまとめた。酒類メーカーの広告やスポーツイベントのスポンサーに
なることの規制、安売りの制限などを含む。20日のWHO執行理事会で合意される見通しだ。

 具体化は各国の自主性に委ねるが、WHOがたばこに次いで対策に乗り出すことで、
アルコール害への意識が国際的に高まるとみられる。
 この指針は「アルコールの有害な使用を減らす世界戦略」。WHO事務局案は「年250万人
の死因に関係する」と警鐘を鳴らす。
 本人の健康だけでなく、交通事故や暴力、自殺などにも注目。とくに若者への悪影響を心配し、
広告や販売のあり方を改めるべきだとして、コストを下回るような安売りや飲み放題を禁止または
制限するよう求めている。
 未成年者に酒を買いにくくする措置も呼びかけている。日本で普及している自動販売機なども
規制対象になりそうだ。課税や最低価格制による酒の価格引き上げが「最も効果的」とも述べて
いる。
 指針は、WHO加盟国への法的拘束力は持たない。各国は地域性や宗教、文化などに合わせて
対策を選べるが、その進展について定期報告を求められることになる。
 「世界戦略」づくりは2008年のWHO総会で決まった。議論には加盟国だけでなく、NGOや
酒業界も加わってきた。執行理事会の後、5月のWHO総会で採択される見通しだ。
 WHOは1980年代、「健康への脅威」として、たばこ規制に乗り出した。米国でたばこ会社に
賠償を求める裁判が相次ぎ、広告規制や価格引き上げにつながった。
 アルコールをめぐる議論は、「たばこ規制枠組み条約」が採択された2003年ごろから勢いづいた。
日本でも、ビール業界がテレビCM自粛に動いている。 (>>2以降に続きます)

朝日新聞 2010年1月18日3時29分
http://www.asahi.com/business/update/0118/TKY201001170292.html
前スレ(★1:2010/01/18(月) 04:37:52)
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1263807338/