外国人参政権論議であまり語られていないことがあります。保守派の間でも不思議に論題にあがらないんですが、外国人が日本の選挙運動に関与することを禁止すべきではないか、という問題です。
選挙権がなくても選挙運動に参加していたら同じことではないか、ということですね。
私がモンゴルにいた頃は、モンゴルで政治運動をするなんて考えられないことでした。ビザが打ち切りになりますから。アメリカでも、政治的活動に参加することはしません。
私の友人の韓国人は、学生マルクス主義運動の元リーダーで、当時の仲間たちがノムヒョン政権時に大統領側近として大統領府に大挙して乗り込んだほどのバリバリ極左活動家でしたが、
先日会ったときには、「アメリカではビザの問題があるから、政治活動はご法度だ」と言っていました。
韓国人たちもアメリカで政治・選挙運動しますが、それは竹島・東海・「通称・慰安婦」問題など、日本を標的にした問題ばかりで、アメリカの利害に関わることには絶対に手を出しません。
普通はそうなんです。どの国でも外国人が、滞在国の政治的利害にかかわることで選挙・政治運動すれば、ビザの延長はありません。
民主党は、民団に公約したそうですが、おいおい、公約っていうのは、自国の選挙民にやることだぞ(笑)。なんか、根本的に間違っていませんか・・・・。
それはともかく、外国人が平気で滞在国で、滞在国の利害を標的とした政治運動が許されているのは日本ぐらいじゃないですか?国際的には、メッチャ非常識ですよ。
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