吉野家ホールディングス(HD)が8日発表した平成21年3〜11月期連結決算は、
売上高が前年同期比7・8%増の1366億円、営業損益は4億7400万円の赤字
(前期は22億円の黒字)、最終損益も23億円の赤字(前年同期は8億円の最終赤字)となった。
食中毒を出し、客数が大幅に減った子会社どんの低迷が、収益の足を引っ張ったほか、
主力の牛丼チェーンも、既存店売上高の前年割れが続き、振るわなかった。
10年2月期の通期の最終損益予想は13億円の赤字に据え置いた。すき家や松屋など
ライバルの牛丼チェーンが値下げ攻勢をかけ、苦戦が続いているが、1月11日から
値下げキャンペーンを実施するなどで巻き返す考えだ。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100108/bsd1001081701009-n1.htm