3日午前6時頃、岐阜県飛騨市神岡町打保の北アルプス寺地山(てらじやま)
(標高1996メートル)で、東京都武蔵野市西久保、山岳ガイド山田哲哉さん(55)ら
7人のパーティーが大雪の影響で立ち往生し、携帯電話で富山県警を通じて岐阜県
警飛騨署に救助要請した。
同署は天候の回復を待って、4日朝から県警山岳警備隊員を派遣する。
登山届けなどによると、山田さんのほか6人は、東京都や神奈川、千葉県などの
30〜50歳代の男女。特にけがをしている人などはいないという。
2日現在、登山口の積雪は約3メートルで、同署は約5キロ離れた山頂付近はさらに
積雪があるとみている。山田さんらは、先月29日から1日までの計画で入山。約1週間
分の食料を持参しているという。
読売新聞 2010年1月3日14時45分
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100103-OYT1T00440.htm