普天間巡る小沢発言、鳩山首相は言及避ける「私がいろいろと話すべきときではないと思って」「何もしゃべるなと指摘を受けた」

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民主党の小沢幹事長が沖縄の普天間基地の新たな移設先として、
沖縄県内の離島・下地島に関心を示しましたが、
鳩山総理はこれについて言及を避けました。

「私がいろいろと話すべきときではないと思っておりますから、
私自身からこれ以上申し上げることはありません」(鳩山首相)

鳩山総理は、26日に出演したラジオ番組の中で
「決まるまでは何もしゃべるな、サービスするなと指摘を受け、
そのとおりだと反省している」と述べていましたが、29日はその言葉どおり、
小沢幹事長が普天間基地の移設先として、日米が合意した名護市辺野古沿岸部に反対し、
新たに沖縄県内の下地島に関心を示したことについて、慎重な物言いに終始しました。

一方、国民新党の下地政調会長は、来年1月中に党として政府に示す移設先の案に
「下地島は含まれない」と明言、「本土と沖縄県内と分散型で提案できればいい」と述べ、
普天間基地の移設先について沖縄県内と県外で負担を分散する形で、複数の考えを
提案することになるという見通しを示しました。

また、社民党の福島党首は「他党の提案は考慮するが、
社民党としては県外や国外移設と言っている」と、
改めて県内移設に慎重な考えを示しました。

http://news.tbs.co.jp/jnn/jpg/news4321207_1.jpg
http://hicbc.com/news/index.asp