福岡選挙区で来年夏に改選を迎える自民党の吉村剛太郎参院議員(70)は30日、
福岡市内で会見し、同日付で党本部に離党届を提出したことを明らかにした。
無所属で立候補するという。
福岡選挙区は改選数2。自民党は新人の大家敏志県議(42)を公認済みで、
吉村氏は党の決定に反発。同選挙区は保守分裂選挙になる見通しとなった。
吉村氏は92年に初当選し現在3期目。同選挙区では民主党県連が大久保勉参院議員(48)の
擁立を決め、共産党も新人の篠田清氏(61)が出馬を表明している。
12月に入り自民党で離党届を提出したのは4人目。党執行部は参院選に「勝てる候補」を
擁立するため高齢現職の候補者差し替えを進めており、今回は調整がこじれて
離党に発展した初めてのケース。谷垣禎一総裁は共同通信の取材に「現職以外を
公認するとなればこういうこともあり得る」と述べた
*+*+ Sponichi Annex 2009/12/31[06:15:06] +*+*
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/12/31/06.html