企業で働く人が去年1年間に取得した有給休暇の取得率はおよそ47%と、依然50%を
下回っていることが厚生労働省の調査でわかりました。
この調査は、厚生労働省が従業員30人以上の全国の企業を対象に毎年行っているもので、
ことしは4300社が回答しました。それによりますと、企業で働く人が去年1年間に
取得した有給休暇は1人当たりの平均で8.5日でした。本来取得できる日数と比べた
取得率は47.4%で、前の年より0.7ポイント上がったものの依然50%を下回る
低い水準となっています。有給休暇の取得率を業種別にみますと、飲食・宿泊サービス業が
29%と最も低く、次いで卸売・小売業が34%、医療・福祉業が36%などとなっています。
厚生労働省は、有給休暇の取得率を平成24年には60%まで引き上げることを
目標にしていて、引き続き企業に対し有給休暇を取りやすい環境整備を
呼びかけていくことにしています。
*+*+ NHKニュース 2009/12/24[06:43:34] +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014613651000.html