【社会】電車内カメラ 痴漢対策の特効薬か劇薬か…

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1海坊主φ ★
悪質化する電車内の痴漢対策の一つとして、車両内への防犯カメラ設置案が浮上している。
警視庁と埼玉、千葉、神奈川の3県警は抑止効果が見込めるとして、首都圏の鉄道事業者に
カメラ設置を要請。JR東日本が被害が多発している埼京線車内に年内にも試験的に設置する
方針を固めた。ただ、「プライバシーやコスト面など検討課題が多い」と他の事業者の動きは鈍い。

「痴漢防止の特効薬」か「劇薬」か、広く議論が起こりそうだ。(海老沢類、滝口亜希)
東京都と埼玉県を結ぶ埼京線では8年前から早朝と深夜の列車に女性専用車両が導入されている。
しかし、今年1〜9月の間に都内の電車内の痴漢被害件数の12%強を占めるなど、
効果は上がっていない。

このためJR東日本は埼京線内でも最も混雑の激しい一部の車両に限り、天井や網棚付近など
数カ所に防犯カメラを設置する方向で検討している。一部の特急列車で荷物置き場などに
設置した例などはあるが、通勤電車への導入は初。
JR東は(1)犯罪捜査以外では映像提供しない(2)一定期間保存した後には映像を削除する−といった
ルールを厳格に決めた上で試験導入する考えだ。

警視庁などは10月下旬、JR東日本など鉄道事業者16社と痴漢対策について検討する官民会議を開催。
対策の一つとして、車両内への防犯カメラ設置への協力を呼びかけた。
警視庁などが想定しているのは、車両の天井に設置するタイプ。痴漢は車内が混雑する通勤・通学時間帯に
多発することから、犯行時の手元まで映すのは難しいとみられるが、警視庁幹部は「被害者の周囲に
誰が立っていたか位置関係を特定できれば、ケースによっては捜査の助けになり、痴漢を思いとどまらせる
抑止効果もあるはず」と期待を寄せる。

http://news.livedoor.com/article/detail/4513958/
2に続く
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