【政治】「小沢氏の『もし陛下に聞けば"会いましょう"と必ず言う』発言、陛下に僭越過ぎる。ムカムカする」 スポニチ編集長

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331名無しさん@十周年
>>303
自分も天皇制を理解してるとは言い難いが、コレ読んで納得した。世界で日本だけなんだよ。

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先ず、日本国憲法第一章第一条にある「天皇」について
ここに天皇が日本国と日本国民統合の象徴と記述されていて、
「この地位(天皇の地位)は、主権の存する国民の総意に基づく」とある。
 
では、この「国民の総意」とは何か。
これがポイントである。これが分からない者は小沢氏のようになる。
この「国民」とは、例えば、今街角を歩いている国民、または家でテレビ
を観ている個々の国民ではない。つまり、現在の「横の集合体としての国民」ではない。

日本が誕生して以来、二千年にわたって日本国民であった「縦の集合体としての国民」
のことである。歴史のなかで亡くなっていった国民を含めた国民である。

神話によって伝えられる昔から、つまり二千年以上昔から、途絶えることなく
天皇とともに生き、万葉集に歌を遺してきた無量の日本国民が一貫して疑うことなく
天皇を戴いてきたこと、これが「国民の総意」である。 

この二千年の歴史の積み重なりがなければ天皇の地位はない。これら全ての国民が
戴いてきたのが、世界のなかで我が国にしかおられない万世一系の天皇であり、
この地位が百二十五代を経て今にあるということが、即ち「国民の総意」なのだ。

ところが、小沢氏は、今生きる個々の国民の集まりが「国民の総意」と思っている。
そしてその「総意」は、選挙によって内閣を組織した自分たちが「体現している」と思っている。
つまり、小沢氏にとっては、選挙結果が「国民の総意」であり、結局、選挙で勝った自分たちが
「国民の総意」そのものなのだ。

従って、極端に言えば、馬の骨であろうとも、土匪、馬賊、蛇頭の親分であろうとも、
自分たちが会わせようとと思えば、天皇と会見してもらう、これが「民主主義」であり
「日本国憲法」だと小沢氏は思っている。 馬鹿さ加減極まれりだ。与党の幹事長の答弁とは思えない