【普天間】 参院選までに結論 15日政府方針まとめ 連立3党、最終調整

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【東京】政府・与党は15日に連立3党の党首級による基本政策閣僚委員会を開き、米軍普天間飛行場の移設に関する
政府方針を取りまとめる方向で最終調整に入った。政府関係者が12日、明らかにした。移設先は現時点で決めず、
3党の実務者による検討機関(作業チーム)を設置し、新たな移設先を検討する。期限は来年夏の参議院選挙までとし、
早期の結論を目指す。2010年度の政府予算に辺野古移設関連の予算を計上することも合意する方向で、
現行案(辺野古移設)は断念しない。具体的な予算額は3党で精査する。(吉田央)

現在、現行案を前提に進行している環境影響評価(アセスメント)は、米側に配慮して取り下げない。

米側は現行案の早期履行を求めているが、県民に県外移設への期待が高まっていることや、
日本側が現行案推進を決めれば社民党が連立を離脱し、政権運営が困難になる可能性が高いことから、
年内の移設先決定を見送る。

政府関係者は、新たな移設先を検討する3党の作業チームが結論を出せなかった場合の
対応について「現行案に戻る可能性も排除されていない」としている。

鳩山由紀夫首相は7日から、平野博文官房長官、岡田克也外相、北沢俊美防衛相、
前原誠司沖縄担当相と断続的に政府の対応を協議してきた。

政府・与党内には、名護市の米軍キャンプ・シュワブ施設の陸上部にヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)を造り、
普天間飛行場のヘリ部隊を移転させ、嘉手納基地と関西空港に固定翼機の訓練をそれぞれ移すなど、
普天間の機能の分散移転を検討する動きもある。

沖縄タイムス 参院選までに結論 普天間移設/15日政府方針まとめ 連立3党、最終調整
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-12-13-M_1-001-1_002.html
>>2以降に続く