【メディア】中国人人権活動家、成田空港で篭城…欧米マスコミは連日取材しネットでも話題に 日本は当事国なのに何故か報道少ない

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984名無しさん@十周年
12月5日付 西日本新聞 夕刊版より(web上には記事は記事は見当たりませんでした)

成田空港 制限区域に1ヵ月、中国が8回入国拒否の活動家「基本的人権」と帰国訴え

 中国当局に入国を拒否され、出発地の日本に送還された上海の人権活動家 馮 正虎(ひょう せいこ)さん(55)
が帰国を求め、約1カ月にわたり成田空港の入国審査前の制限区域に滞在を続けている。「母国への帰国は基本
的人権」との訴えに、支援の輪も広がりつつある。

 民間の経済研究所の所長を務めていた馮さんは、1989年の天安門事件の際、民主化運動の弾圧に反対する
声明を発表し、職を追われた。その後は日中で民主化や人権擁護活動に取り組み、今年3月、中国で41日間の
拘束後に釈放され4月初めに来日した。
 6月から計7回帰国を試みたが、いずれも中国当局は拒否。あらためて11月3日に成田を出発、上海空港から
入国を試みたが拒否され、4日に送り返された。

 今回は日本への入国手続きを拒んだ。「母国に帰国するという基本的な人権を守り、中国当局に屈しないため」
と理由を話す。
 馮さんは主に空港の入国審査場脇で過ごし、インターネットなどで抗議活動を知った世界中の人々から寄せら
れるメールや電話に対応する日々。
 滞在エリアは、日本国内から物品を持ち込むことを禁じる区域。馮さんは、来日する支援者たちが入国審査の際
に差し入れてくれるビスケットやチョコレートなどで飢えをしのぐ。水は洗面所で確保し、夜は長いすに横になる。
1カ月にわたる滞在にも「少し疲れはあるが、健康状態は大丈夫」と馮さん。
 東京入管成田空港支局は「強制的な手段は取れず、最後は自発的に入国手続きをしてもらうしかない」と困惑
している。

※入国審査前の制限区域
外国から空港に到着した客が入国審査場や税関の荷物検査場を通過する前のエリア。出国審査後に通過する
出発時の制限区域とは区別されており、いずれも法令上国内とはみなされない。立ち入りは到着客や許可を
受けた空港関係者に限られ、外部からの物品持込は禁止されている。

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