・鳩山首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金問題に絡み、実母から鳩山首相側への
資金提供は2002年頃から始まり、6年余で総額11億円以上に上ることが関係者の話でわかった。
同年9月、鳩山首相が民主党代表選で3選され、政治活動に要する費用がかさむようになった
ことが背景にあるとみられる。
鳩山事務所の関係者などによると、母からの資金提供は、代表選後、同会の会計担当をしていた
鳩山首相の元公設第1秘書(59)が、首相の母が名誉会長を務める財団法人「日本友愛青年協会」
(東京)の幹部に、「資金が不足して困っている」と相談したことがきっかけだった。
幹部からこの話を聞いた鳩山首相の母は、資金援助に応じることにした。金額については
元秘書が希望した月額1500万円に決まり、元秘書が毎月、母側から現金で受け取り、
鳩山事務所で使っていたという。一部は、資金管理団体の収入の原資にもなっていた。
資金援助を仰ぐことになった理由について、事務所関係者は「代表を続ける間に政治活動の
規模が大きくなり、交際費などに金がかかるようになった」と指摘する。鳩山首相は1999年
9月の民主党代表選で代表に選ばれ、02年9月に3選を果たしたが、同12月に新党構想を
巡る混乱の責任をとって辞任。02年の代表選では、党員以外に投票を認めるサポーター制も
導入され、より広い支持基盤を得る必要があった。
元秘書や財団幹部は、母の資金提供について「母から鳩山首相への貸付金」と受け止めていた
というが、借用書や返済の取り決めはなかった。実質的に贈与と見なされると、最高税率50%の
贈与税が課される。検察当局では、「貸付金との言い分は通りにくい」とする見方が強まっており、
鳩山首相が4億円以上を納税しなければならなくなる可能性が出てきた。(一部略)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091130-00001399-yom-soci ※過去の関連ニュース
・民主党の鳩山由紀夫「弟が庶民感覚から外れていると、兄貴の私もそうだと思われて迷惑する」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081024/stt0810241823009-n1.htm ※前:
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1259606902/