【社会】フェリー、右に36度傾傾く 乗客7人はヘリコプターで救助 三重県沖
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名無しさん@十周年:
車を捨て、ブランドを守る――。マツダは15日、アラスカ沖で1カ月間航行不能となった自動車運搬船内に あった米・カナダ向け乗用車4700台をすべて廃棄すると発表した。
同社は「見た目、新品同様の車もあるが、品質が保証できない。中古でも売らない。たとえ寄付でも失礼にあたる」(広報)ときっぱり。
事故は7月下旬に起きた。運搬船がアリューシャン列島の南を航行中、バラスト水の交換中にバランスを失い、60度以上傾いたまま航行不能になった。
船内に左右10センチ、前後30センチの間隔でぎっしり並んでいた車も傾きぶつかって大破した車もあった。
損害保険をかけていたが、被害額は推定で100億円を下らない。
マツダは90年代からブランドを再構築、復活を果たした。ジム・オサリバン常務は「今回の全車廃棄の決断がブランドの維持向上につながると確信している」と語っている。