2年7カ月間の逃走劇の末に逮捕された市橋達也容疑者(30)は、逮捕に結び付いた情報に
1000万円の懸賞金が掛けられた“大物”指名手配者だ。
警察庁が2007年4月から「捜査特別報奨金」の名で始めた懸賞金の支払制度で、
今年6月に懸賞金額が100万円から過去最高の1千万円に引き上げられた。市橋容疑者の場合
「事件への社会的関心が高く、引き上げに効果がある」と判断された。
同制度に基づきこれまで36事件が指定されたが、懸賞金が実際に支払われたケースはない。
今回、指名手配した千葉県警が寄せられた情報について「支払いに値する」と判断すれば、
警察庁に申請。同庁が支払いの是非や対象者、金額を審査した上で県警を通じて
情報提供者に懸賞金が支払われることになる。
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