【USA】ウエートレス女性限定は性差別 チェーン店9千万円で和解

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1帰社倶楽部φ ★
米ステーキレストランチェーンのローリーズが、女性ウエートレスしか採用しないのは性差別に当たる
として男性従業員から訴えられていた裁判で、ローリーズ側が約100万ドル(約9000万円)を
支払う内容の和解が成立した。米雇用機会均等委員会(EEOC)が2日に発表した。

EEOCによると、この問題ではローリーズの男性従業員がウエーター職を希望したところ、
男性であることを理由に断られたとして2003年3月に提訴。これをきっかけにEEOCが調査に乗り出し、
連邦集団代表訴訟を提起していた。

ローリーズ側は、ウエートレスに女性を採用するのは1938年以来の伝統だったと反論。訴訟を
起こされるまで、男性ウエーターが採用されたケースはほとんどなかったが、訴訟後は改善に向け努力
してきたと主張していた。

和解に基づき、ローリーズ側は今後、男性ウエーターを積極採用することに同意。和解条件には、
男性ウエーター採用のための広告キャンペーン展開、雇用関連法について周知させるための従業員研修
の実施などが盛り込まれた。

2009.11.03 Web posted at: 15:29 JST Updated - CNN
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200911030012.html