【護衛艦衝突・炎上】「総員配置で危険監視」 くらま側の監視体制に不備なし 北沢防衛相

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【護衛艦衝突・炎上】「総員配置で危険監視」防衛相

  北沢俊美防衛相は28日午前、記者会見し、海上自衛隊の護衛艦「くらま」では事故当時、
  「海峡の一番狭い所を通るため、総員で配置についていた」と述べ、くらま側の見張りなど監視態勢に不備がなかったことを強調した。
  水路が狭く、航行量が多い関門海峡は危険海域にあたるため、通常よりも手厚く乗組員全員で警戒していたことが確認された。

  北沢防衛相によると、事故直前に海上保安庁から「民間船が接近している」との連絡があり、
  くらまの柏原正俊艦長(1等海佐)が乗組員に退避措置を命じた。
  全隊員に退避命令を行き届かせるため、警笛などは鳴らさなかった。
  衝突回避に向け、くらまは逆進をかけたが、間に合わなかったという。

  海上幕僚監部の事故調査委員会はすでに担当者を現地に派遣したが、海保の捜査が優先される。
  事故原因に関し、北沢防衛相は「海保の捜査に予断を与えるようなことを申し上げるのは控えたい」と述べるにとどめた。

産経新聞 2009.10.28 12:31
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/091028/dst0910281232009-n1.htm

会見する北沢防衛相=28日午前、東京・市ヶ谷の防衛省(瀧誠四郎撮影)
http://sankei.jp.msn.com/photos/affairs/disaster/091028/dst0910281232009-n1.jpg