>>707 フランスでは小学生の安全を確保するため、非常に厳格な制度を設けている。
登下校には父母が同行しなければならない。子供が両親の手から学校に引き渡され、
再び両親の元に戻るまで、子供の安全に一瞬の空白も生じないようにするための措置だ。
学期が始まる前には子供を送迎する人の名前を登録しなければならず、名前を登録していない
何者も子供を連れて行くことはできない。下校時間に出迎えが間に合わない場合、
学校は待ってくれない。学校は子供を警察に引き渡し、両親は警察に子供を迎えに
行かなければならないこともある。
米国でも、小学校では児童の送迎が原則となっている。出張や残業で子供の送迎ができない
場合には、タクシー会社と契約し、両親の代わりに子供の送迎を委託するケースもあるという。
また、州ごとに多少の違いはあるが、 11−13歳未満の子供に一人で留守番をさせることも違法だ。
子供の安全を確保するためだ。子供を一人で留守番させた事実が発覚すれば、
児童虐待罪に問われることを覚悟しなければならない。