【社会】“死角”マイバッグを悪用した万引が増加。目撃しても「買うつもりだった」「別の店で買った商品だ」逆に抗議され★2

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★万引、マイバッグの“死角” 精算済みか…見分け困難

二酸化炭素(CO2)の削減策として全国のスーパーでレジ袋の有料化が広まる中、
かわりに使われるようになったマイバッグを悪用した万引が増えている。精算済み
の商品か、万引した物か、見分けが難しいマイバッグの“死角”につけ込んだ犯行で、
どの店も対応に苦慮している。

三重県内で二十数店舗を展開する「ぎゅーとら」は2007年9月、人口10万人以上
の自治体としては全国で初めてレジ袋有料化を始めた伊勢市の店舗から順次、袋の
無料配布をやめた。しかし、有料化前と比べると、「2割ほど万引件数が増えた」という。

安い商品は店のかごに入れてきちんと精算し、高額な一部の商品をマイバッグに忍ば
せて盗む手口が目立つ。レジを通った後、再び売り場に戻り、精算済みの商品に交ぜ
て万引するケースもある。担当者は「警備員を増やしたが、コスト面から態勢には
限界もある」と声を落とす。レジ袋の無料配布をやめたスーパーでは、店のかごと一緒に
マイバッグの口を開けたまま持つ客が多い。店員が不審に思っても精算済みの商品か
別の店で買った商品の可能性もあり、声を掛けづらいのが悩みだ。

愛知、岐阜、三重県などで展開する大手スーパーもマイバッグの普及とともに万引が
増え、客にはマイバッグはレジを通ってから使うよう呼び掛ける。広報担当者は
「陳列棚の前でマイバッグに商品を詰めている客を注意したら、『買うつもりだっ
たのに失礼だ』と逆に抗議を受けてしまった」と頭を抱える。三重県「マルヤス」では
「店員が万引を目撃したのに『別の店で買った商品だ』と言い逃れされた」と苦り切る。

売り場が広く商品単価の高いホームセンターなどは、万引対策が取れないとしてレジ
袋有料化を見送る店が多い。「日本チェーンストア協会」は「レジ袋の有料化は環境保護策
として今後も推進する」とする一方「万引防止は、業界を挙げて警察と連携し、マイバッグ
使用のルール強化も必要だ」と話す。

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/images/PK2009102302100042_size0.jpg
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※前:http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1256263715/