【政治】野田元自治相「鳩山政権、1年もたない」 雇用対策の不備指摘

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759名無しさん@十周年
長年の自民党政権下では国家政策の真の実権は中央省庁の官僚が握っていた。
自民党国会議員はせっせと中央省庁の官僚の下働きを務めてきた。
すなわち、自分の選挙区の首長・地方議員の陳情を中央省庁の官僚にとりついで、予算をつけてもらい、
あるいは独立行政法人など官僚天下り先が管轄する事業を地方に下ろして、住民をそれに従わせるとともに、
首長・地方議員にうまい汁のおこぼれを吸わせてきた。

このような日頃の恩恵にこたえて、首長・地方議員は国会議員の選挙のとき、献身的に選挙運動をした。

ところがさる8月30日の総選挙で自民党はあっけなく惨敗した。
一夜にして政権を追われ、野党になり下がった自民党の国会議員は中央官僚とのつながりを完全に失った。
こうなると首長・地方議員にとって、もはや何の役にもたたない。むしろ過去の政権の負の遺産としてしか映らない。

自分の選挙が大事な首長・地方議員は、手のひらを返すように自民党国会議員から距離を置くようになった。
その足で、当然のように、新政権与党である民主党国会議員に群がっていった。

つぎの国政選挙で自民党候補者が当選するのはきわめて困難である。