過去の日本は中国から大きな影響を受けた国であり、文化的には似たところを持つが、
現在の日本と中国は政治体制や主義は大きく異なる。中国人ブロガーの広島之恋氏(ハンドルネーム)が
自らのブログに日本と中国の違いについて綴っている。
まず氏は、冒頭で「日本での生活を通じて、私は沢山のことを学んだ。しかし、
日本について良い事を口にすれば愛国者に殴られてしまうだろう。中国では
愛国という旗のもとに如何なる事も横行することが出来る」と語る。
続けて氏は、日本の市役所や警察官によるサービスの徹底振りを例に挙げ、
日本に来たばかりの頃は中国での対応とあまりに違っていたため戸惑ったと綴る。
そして、氏は「日本と中国の最大の違い」として、「例えば、日本人は政府が
『中国を愛せ』もしくは『中国を排斥せよ』と呼びかけたところで、自らがそうしたいか
どうかで決めるだろう。一方、中国は政府が人民に対して排斥を呼びかけると、
人民は一斉に日本製品のボイコットやフランス製品のボイコットに沸き立つのだ」と指摘している。
また氏は、心から外国製品を拒絶したいと願う中国人は一体どれだけいるか?
と指摘し、お金がなくて購入することが出来ないという事実を、愛国という隠れ蓑に
包み込んでいるだけだとも指摘している。
*+*+ サーチナ 2009/10/12[19:04] +*+*
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1012&f=national_1012_011.shtml