★吉野家 牛丼不振で赤字転落へ
・外食チェーン大手の「吉野家ホールディングス」は、主力の牛丼事業の売り上げが伸び悩み、
来年2月期の決算が、4年ぶりの最終赤字に転落する見通しになったと発表しました。
発表によりますと、「吉野家ホールディングス」は、ことし8月までの半年間で、主力の牛丼事業で
既存店の売り上げが前の年を4%下回りました。このため、吉野家は、来年2月期の決算で
最終的な損益が2億5000万円の黒字から13億円の赤字と、4年ぶりの最終赤字に転落する
見通しになったと業績予想を修正しました。これは、消費者の節約志向から外食を控える傾向が
強まって、客足が落ち込んだことなどによるものです。吉野家は、低価格を前面に打ち出して
利用者を増やし、景気の悪化にも比較的強いとされてきました。しかし、赤字決算に転落する
見通しになったことで、消費者の外食離れがより強まっていることを示す形となりました。
http://www.nhk.or.jp/news/k10013003831000.html#