【企業】仕事中の「タバコ休憩」を制限したら「残業」が17%減った 「仕事にメリハリ」「本数半減でお金が浮く」効果も

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1試されるだいちっちφ ★
★仕事中の「タバコ」を減らしたら「残業」が減った!?

大阪府の橋下知事が、府庁内の全面禁煙と「タバコ休憩」の廃止を指示して
話題になったことがあった。この取り組みにならってか、ある会社で就業中の喫煙時間を
制限したところ、残業時間の削減につなる効果があったという。

「仕事にメリハリ」「本数半減でお金が浮く」効果も

人材派遣会社の日総ブレインは2009年10月3日、就業時間中に「喫煙禁止時間」を
設けた取り組みと効果について発表した。
この取り組みを始めたのは、09年5月。横浜・渋谷など5ヶ所の事業所に勤める直接雇用の
スタッフが対象だ。喫煙者は24名で、全社員の約2割。喫煙時間を業務にあてることで、
残業時間の削減をねらったという。
タバコが吸える時間を「午前10時半から11時」と「午後3時から3時半」に限定。それ以外の
時間を「喫煙禁止時間」とした。ただし始業前と昼休み、時間外労働については、
喫煙禁止時間の対象外としている。
その結果、09年5月から8月までの残業時間は、前年比ですべての月で減少し、6月には
17%の削減に成功。喫煙者である社員の一人は、喫煙時間の短縮がそのまま残業時間の
削減につながったわけではないとした上で、この取り組みには仕事のメリハリを強める効果が
あったという。
 「始業前と昼休み、終業後を含めて喫煙が5回になったので、1日1箱だったタバコの本数が
半分の10本に減りました。金銭的な負担が減りましたし、ノドの調子も良くなりました。
最初のうちは耐えられるものかと心配でしたが、いまでは『午前10時半の喫煙までに、
これとこれを終わらせてしまおう』と、より仕事にメリハリが利くようになりました。
このリズムが、残業削減につながったのかもしれません」

J-CAST 2009/10/5 19:45
http://www.j-cast.com/kaisha/2009/10/05051020.html
かつての「常識」がどんどん変わっている
http://www.j-cast.com/kaisha/images/2009/kaisha51020_pho01.jpg