受刑者の持ち物を盗んだとして、窃盗の罪に問われた元徳島刑務所矯正業務補佐員、
関貫義之被告(44)=徳島市方上町=の判決公判が1日、徳島地裁で開かれた。
畑山靖裁判官は懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)を言い渡した。
判決などによると、05年10月25日ごろ〜06年5月23日ごろ、受刑者の持ち物を預かる
領置倉庫で11回にわたり、長財布など12点(時価合計約92万相当)を盗んだ。
畑山裁判官は「刑務所内での職員による窃盗事件として、波及的な被害を及ぼし、
刑事司法に対する社会的信用を損ねた」と指摘。一方で「母親らにより被害の全部が弁償され、
反省の態度を示している」などとした。
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