【国際】「東アジア共同体構想」…日本はまるで、中国という虎の威を狩る狐だ

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1 ◆SCHearTCPU @胸のときめき▲φ ★
日本の政権を担当する民主党が提案する「東アジア共同体」構想。この構想について、
中国人はどのような考えを持っているのだろうか?中国人ブロガーの徐徳福講師氏(ハンドルネーム)が
自らのブログに見解を綴った。
民主党が提案する「東アジア共同体」とは、東アジア地域を統合したブロック経済の構築を
目指すものであり、金融や通貨の統合も含まれる。

これに対し、ブロガーの徐徳福講師氏は、「1938年の日本は大東亜共栄圏という
東アジア共同体の構想に似た考えを持っていたが、この夢は1945年に日本が敗戦することで
終了した。しかし、日本人はこの夢を捨ててはいなかった」と語る。
さらに氏は、小泉元首相も東アジア共同体に関する構想を提出していたが、小泉氏は
東アジア共同体の構想を提出しながらも他の国の感情を全く考慮せずに靖国神社参拝を
継続していた、と指摘。そして、鳩山氏が靖国神社の参拝は行わないと語ったことに
対しては「良いこと」だと語る。
また氏は、「日本は何がしたいのか、中国人は見ればすぐに分かるだろうが、ここには
いくつか問題が存在する」と指摘し、「日本の首相はすぐに変わるが、各首相によって
アジアや米国に対する態度が異なるまた、日本は何を以ってアジアのリーダーとなろうと
いうのか?以前であれば金という手段があったかもしれないが、現在は日本以外の
国だって金を持っている」と指摘。
一方、氏は東アジア共同体の構想は中国にとってどのような利点があるのか?と疑問を綴る。
「現在の中国は常任理事国であり、世界第三位の軍事大国でもある。また、世界第三位の
経済大国で、外貨準備高も世界一位だ。中国が現在抱えている問題は台湾問題、南シナ問題、
テロ問題、東シナ問題などだが、東アジア共同体でこれらの問題が解決できるのだろうか?
一方の日本にとっては東アジア共同体構想は利点が非常に大きい。米国からの呪縛から
抜け出すと共に中国・韓国と共にアジアの主導権を掌握することが出来る。日本はまるで、
中国という虎の威を狩る狐のようだ」と語っている。

*+*+ サーチナ 2009/09/29[18:42] +*+*
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0929&f=national_0929_038.shtml