「水都」大阪の象徴でもある大阪市内の橋を市民の手で磨き、美しい町としてアピールしようと、
26日、中之島付近に勤める人や北新地の飲食店関係者ら約200人がデッキブラシやたわしを
片手に、大阪市北区の堂島川にまたがる「ガーデンブリッジ」を「橋洗い」した。
市中心部に架かる橋を1年に一つずつ掃除して、町全体をきれいにしようと地元の市民団体が
始めた。法律や交通上の問題などでここ5年はガーデンブリッジを磨いている。青空が広がり
日差しが照りつける中、参加者は長さ77・5メートル、幅20〜25メートルの橋を隅々まで丁寧に
洗った。最後に市消防局の消防車が放水して仕上げ。実行委員会の須知裕曠(やす・ひろ)
委員長(62)は「橋洗いと言えばガーデンブリッジと定着してきているが、来年はぜひ御堂筋の
淀屋橋などを洗って地域を広げたい」。
中之島の会社に勤める父親と参加した大阪市阿倍野区の小学2年中西義就君(7)は
「時々家でも掃除するけど、外でみんなと一緒にやると気持ちよかった」と笑顔だった。
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