亀井静香金融・郵政改革担当相は27日のテレビ朝日の番組で、中小企業などの融資返済を猶予する
制度の導入について、「鳩山由紀夫首相は(反対なら)わたしを更迭すればいい。できっこない。最初から
合意している話だ」と強気な発言を繰り返し、実現に自信を見せた。
亀井氏は出演後、記者団に「首相とは価値観を共有している。『友愛』を返済猶予の形で実現していく。
首相も喜んでいると思う」とも語った。
また、亀井氏は同番組で、借り入れ元本の返済に加えて金利支払いの猶予も視野に検討する考えを表明。
亀井氏は28日にも直嶋正行経済産業相と会談し、中小企業の経営実態について意見を聞く。
一方、亀井氏の返済猶予方針が銀行株下落の一因になっているとの指摘に対しては、「わたしが言ったから
といって、株が下がるほど脆弱(ぜいじゃく)な銀行は、銀行業を営む資格はない」と強調した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092700058