>>1 理由は簡単。今年、川辺川ダムの地元の熊本県知事(自民系無所属)が
国土交通省に逆らって、建設の白紙撤回を表明したから。
この熊本県知事は、昨年知事選の出馬の際には、立候補者の中で唯一、ダム問題については
態度を明らかにしていなかった。(他の候補者は全員建設反対)。
このことから、この県知事が当選したときは、国やダム関係者はそれはそれは喜んだ。
ところが、この県知事、何を血迷ったか、突然、建設の白紙撤回を表明。
これは、どうも、熊本県内でもう一つもダム問題として持ち上がっている、荒瀬ダムの撤去を
やめることとなんらかの取引があったのでは?との懐疑的な見方をする人もいるほどであり、
荒瀬ダムを残す代わりに、川辺川ダムを建設しないということになった可能性もある。
この川辺川ダム問題に民主も「中止できそうだ!」とそれに乗じて、勢いづいた。
川辺川ダムと八ッ場ダムは計画そのものが大昔であり、住民を移転させたり、
周辺整備が進んでいる点など共通点がいくつもある。
川辺川ダムの中止が可能なら、八ッ場ダムも中止にするのが筋だろうとの結論に至った。